お知らせ
2022.09.01
ぴあ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:矢内廣、以下「ぴあ」)は、先般開示いたしました「連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益の計上に関するお知らせ」にて記載の通り、ぴあが保有するぴあネクストスコープ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:木戸文夫、以下「ぴあネクストスコープ」)の株式の一部につきまして、2022年8月31日に株式会社朝日新聞社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:中村史郎、以下「朝日新聞社」)及び日本アジア投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:下村哲朗)への譲渡が完了いたしました。
本株式譲渡に伴い、ぴあネクストスコープは本日臨時株主総会を開催し、下記新体制を発足しましたので、お知らせいたします。
本株式譲渡に伴い、ぴあネクストスコープは2022年10月1日に「ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社」に社名を変更いたします。また、今回の社名変更に伴い、コーポレートロゴも一新いたします。
【会社概要】
(1)名称:ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社
(2)所在地:東京都渋谷区東一丁目2番20号
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 木戸 文夫
(4)事業内容:デジタルメディア・データマーケティングサービス事業の運営
(5)資本金:100百万円
(6)設立年月日:2022年3月25日
(7)大株主及び持株比率:ぴあ株式会社 44% / 株式会社朝日新聞社 43% / 日本アジア投資株式会社 13%
ぴあ株式会社と朝日新聞社は、長きにわたり朝日新聞紙面を活用し「Asahi ShimbunぴあINFO・PACK」や「エンタメ セレクト情報 指定席」などエンタテインメントジャンルの広告タイアップを展開してきました。デジタルマーケティングが進化する中、これまで培ってきたノウハウを活用しながら新たなソリューション施策を提供すべく両社で協議を重ねてきました。
その結果、ぴあの連結子会社であるぴあネクストスコープに朝日新聞社が出資し、デジタルメディア、及びデータマーケティングサービス事業領域において、価値の高いコンテンツや広告サービスを開発・提供することにより事業成長の最大化を目指します。
ぴあネクストスコープは、データマーケティングノウハウを活用してエンタテインメント業界を中心とした企業に各種ソリューションを提供してきました。今後は、朝日新聞社と取引のある様々な業界の企業・団体の皆様にも本サービスをご提供します。
同時に、「メディアコンテンツ」(ぴあ、ウレぴあ総研、朝日新聞デジタル等)、「イベント催事」(美術展・スポーツ・音楽等)、「広告・データ分析」(PIA DMP、PIA DSP等 ※1)、「EC」(チケットぴあ、朝日新聞SHOP等)などにおいて、両社グループがもつ多種多様なデータを用いて、それぞれの事業の顧客理解を高める手法やソリューション開発に取り組み、サービス向上に役立てます。
様々なビジネスにおいてデータの利活用の重要性が増す中、今後も新たな協業先を開拓し、ユーザーや取引先の皆様にとって最適なソリューションを提供していきます。データの利活用においては、個人情報保護法その他各法令を遵守し、ユーザーの皆様のプライバシー保護には十分配慮します。なお、具体的なソリューションサービスの紹介については、改めてお知らせします。
ぴあと朝日新聞社は、共に紙媒体を機軸に事業展開してきた企業です。ぴあは主にライブエンタテインメントの情報やサービスを取り扱っており、一方、数多くの美術展や展覧会、全国高等学校野球選手権大会、全日本吹奏楽コンクールの主催などを通じ、文化・芸術・教育領域において幅広く活動される朝日新聞社とは事業の相性はもとより、マインド的にも非常にフィットすると確信しております。ぴあ朝日ネクストスコープにおいては、両社の強みとデジタルの特性を活かして、お客様一人ひとりにとってバリューの高い情報、サービスを提供すると共に、新たな事業創造を目指してまいります。
ぴあグループは、DSP事業を手掛ける日本でも数少ないパブリッシャーとして、デジタルマーケティングの最先端をいく企業です。自身の朝日新聞社での広告営業や朝日IDを利活用したデータマーケティングの経験、そしてハフポスト日本版のCEOおよびバズフィードジャパンのCROとして外資系メディアにおけるビジネスグロース&マネジメントでの経験を活かして、ぴあ朝日ネクストスコープでも企業の皆様のマーケティングに新たな選択肢を提供していきたいと思います。
今後、新体制となるぴあ朝日ネクストスコープが提供するソリューションサービス等に関する商品説明会を開催予定です。概要は改めてお知らせします。
※1 PIA DMPは、国内最大級のライブエンタメユーザーのデータを活用できる統合データマーケティングプラットフォーム。約1,750万人の会員組織、年間7,500万枚を超えるチケット購買・行動データ、メディアデータなど多様でアクティブなファンデータをベースに、PIA DSPなどの広告プロダクトやさまざまなソリューションを開発。数千社に及ぶ企業の広告・マーケティング戦略、プロモーション活動等を支援しています。